【公案】コップで海を汲む


ここに一つのコップがあります。このコップで
前に見える海を汲むことができるでしょうか。

まめな人の中には、今すぐこのコップを持って出かけ、
車に乗って仁川の沖に行って海水を汲んで来る人がいるかもしれません。
勿論そうやって汲んで来た海水も海の水には違いありません。
しかしそれは海ではありません。

さあ、どうしたらよいでしょうか?

塩辛い水をコップにやっと一杯持ってきたところで、
海だと言えるわけがないではありませんか。
それを眺めて、「ああ、広々とした、茫々たる大海よ!心が開けるようだ」
とは言えないではありませんか。


皆さん、よく考えてみてください。
私が今皆さんに公案を投げたのです。

このコップで海を汲んできなさい。
来週までに答えを得た方は個人的に話をすることにしましょう。
鍵があるとすれば、クイズの問題を解くように考えを巡らせて解こうとしないで、
疑問を深く内面化して自ら答えを得るようになさい。


「悟りの瞬間」素空慈著 塩田今日子訳 地湧社







タグ:悟り 公案
posted by GOLDEN KID at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック